メールマガジン(8.20)

「どうなる?日本の水泳授業」

 第29回熊本大会が大盛況のうちに終了しました。詳細な報告はニュースレターを待っていただくとして、今回は水泳授業について書かせていただきたいと思います。近年、水泳授業が全国的な問題となっているのは周知のことと思います。大会の中では、一般発表で大阪府の安本直哉先生がこれからの水泳授業のあり方について素晴らしい提案してくださいました。
 外部委託の問題や外プールで雨が降っても水温が低くても気温が高くても入ることができず、ほんの数回しか入れないという問題。他にも、事故が毎年起きることから、子どもがプールに入るときは、監視に細心の注意を払わなければならず教師も命がけだという話もあります。このような状態で老朽化しているプールのメンテナンスを莫大な費用をかけて行うのかどうか、難しい問題です。ただ、水泳の授業は1955年の紫雲丸の沈没事故をきっかけとして重視されるようになったのですが、島国である日本においてその重要性は変わらないのではないでしょうか。
 今後は、自治体ごとに資金、施設の老朽化、気候、子どもの身体、教育内容の担保、教員の負担など、多面的に検討して最適解を見つけていくしかありません。体育授業を専門に学ぶ本会の先生方に自校(自治体)の最適解を一度考えていただき、その中で目の前の子どもにとってのよい水泳授業を考えていただき、本会で共有してはいかがかなと思います。

桐蔭横浜大学 清水 由

◆◆◆◆◆◆◆ CONTENTS◆◆◆◆◆◆◆◆
□巻頭言
 「どうなる?日本の水泳授業」
  桐蔭横浜大学 清水 由
□第29回体育授業研究会熊本大会について
□令和7年度体育授業研究会総会について
□事務局より
 ・年会費納入のお願い
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆