「スポーツの秋に思うこと」
東京開催が34年ぶりとなる世界陸上が閉幕しました。国内開催のため,ゴールデンタイムに観戦ができ,体にも優しい大会となりました。テレビ観戦していると,我が家の陸上部の娘は,自分の種目の動きを分析し,競技にいかそうとしていました。サッカー部の息子は,「はやっ」「たかっ」と,超人的な動きの素晴らしさを素直に受け止め,感動していました。それぞれに,自分にあった見方や考え方で,楽しんでいるなと感じる場面でした。この光景を見ながら,我が家の子供たちは良質な体育授業を受けてきたんだなと改めて感じました。
体育授業では,仲間同士の関わりの場面があります。その際に,できるようになるための課題を見つけ,解決方法を考えるなど,分析的な思考でアドバイスを送ったり,友達の動きに「すごい」「うまい」と感性的に捉え,素直に感動の言葉を伝えたりします。体育授業における仲間と関わりを繰り返すことにより,日常の部活動やスポーツ観戦にも結びつき,スポーツへの見方や考え方が構築されてくるのではないでしょうか。
いよいよスポーツの秋。私も多様な見方や考え方でスポーツと関わっていきたいと思いました。
菅原純也(盛岡市立北厨川小学校)
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□巻頭言
「スポーツの秋に思うこと」
菅原純也(盛岡市立北厨川小学校)
□令和7年度冬の研修会について
□事務局より
・郵送物送付先の確認について
・年会費納入のお願い
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