メールマガジン(2.20)

「進む運動部活動改革」
 
 現在、部活動改革が進められています。部活動が教員の長時間労働に依存し、持続可能でないからです。また少子化により部員確保が難しく、専門外の教員が指導する例も少なくありません。さらに、過度な競技志向が勝利を優先するあまり、生徒の心身に負担を与えたり、運動が得意ではない生徒や気軽に参加したい生徒を排除したりする可能性があります。今後は地域と連携し、生徒の競技環境の改善や指導の質向上を図る必要があります。休日の中学校部活動では、2025年度までに23,308部活動(54%)が地域連携(合同部活動、部活動指導員の活用)または地域移行(地域スポーツクラブでの活動)を予定しています。
 一方で、誰もが参加できるレクリエーション的な活動や複数の種目や分野を経験できる活動など従来の部活動に捉われない新しい活動の実施状況は不十分です。私は、中学校に限らず高校においてもシーズン制や文化部との兼部など生徒のニーズ・個性に応じた多様な体験、さらには学校段階に捉われない引退のない継続的な活動環境ができたら、社会におけるスポーツの価値が一層高まると考えています。
(資料)部活動改革の“現状”と“展望”〜有識者会議による「中間とりまとめ」〜2025年2月https://sports.go.jp/tag/school/post-148.html#an01

深見 英一郎(早稲田大学)

◆◆◆◆◆◆◆◆ CONTENTS◆◆◆◆◆◆◆
□巻頭言
「進む運動部活動改革」
 深見 英一郎(早稲田大学)
□ サークル提案研究(第9期)の募集について
□ 体育授業研究会の今後の開催地候補について
理事長 東京学芸大学 鈴木 聡
□ 事務局より
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