メールマガジン(4.15)を配信しました。

 「子どもから学ぶ」
 
 専門職としての教師の学びが、学校教育を取り巻く環境や内容の急速な変化に追いつかない。しかし、社会の先行きが見えないことは今に始まった訳ではない。誰もが豊かで平和な社会を希望し、その実現に向けて取り組む。教育は、その効果的なツールといえる。
 教師は、自分が生きたことのない時代に生きる子どもに何を伝えることができるのかが問われている。しかし、教師が全てを知って教えることは不可能である。こう考えた時、教師と子どもの関係は変わり出す。協創的なパートナーとしての子どもである。
 学校教育や学校外での学びを通して子どもは教師の知らない知識、技能、価値観を身につけている。このことは、教師が子どもから学べることがあることや子ども相互が自身の学びを豊かにしていける可能性を示唆している。この可能性を開くという観点から授業をデザインしてきたのか。このような観点からカリキュラムや授業のデザインを考え直したいものである。
日本体育大学 岡出 美則

◆◆◆◆◆◆◆ CONTENTS◆◆◆◆◆◆◆◆
□巻頭言
 「子どもから学ぶ」            
  日本体育大学 岡出 美則
□サークル提案研究(第6期)の募集について
  研究委員長 東京学芸大学 鈴木 聡
□【開催情報】第26回体育授業研究会新潟大会
□事務局より
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