メールマガジン(2.15)を配信しました。

「年間指導計画見直しの時期」
 
 年度末の2月から3月にかけて、各学校では来年度の教育活動計画を立てる時期になっていると思います。学校行事予定も固まってきて、来年度のスタートに向けての準備が始まっていることでしょう。同時に、体育科、保健体育科の年間指導計画の見直しの時期でもあります。今年度を振り返り、その成果と課題を来年度へどう繋いでいくのか頭を悩ませている会員の皆様もいらっしゃるのではないでしょうか?
 思い起こせば3年前の2月は、全国一斉臨時休業となりました。小学校では学習指導要領全面実施を4月に控えていましたので、新しく年間指導計画を作成していたのを覚えています。それが、コロナ禍となり年間指導計画は変更に次ぐ変更、体育授業の在り方まで変化しました。あれから3年が経ち、少しずつ「通常」と言われるこれまでのような教育活動を展開できるようになってきました。しかし、ただ単純にコロナ禍前に戻すことで良いとは思えません。そこには、我々の思考・判断・表現が必要となってきます。
 学校によって、規模や施設、気象条件などを含めた実態が異なるので、全く同じ年間指導計画にはならないでしょう。しかし、学校の実態を把握し、どんな資質・能力を身に付けさせたいのかを議論して年間指導計画を作成し、実践、評価改善を繰り返していく手順については、共通する部分があると思います。子供たちの成長する姿を思い描きながら、体育授業研究会の皆様とそういった議論をできる日を楽しみに、年度末を過ごしていきたいと思います。時節柄どうぞ御自愛ください。
さいたま市立宮原小学校 森田 哲史
◆◆◆◆◆◆◆◆ CONTENTS◆◆◆◆◆◆◆
□ 巻頭言
「年間指導計画見直しの時期」
 さいたま市立宮原小学校 森田 哲史
□第27回体育授業研究会研究大会の開催について
 理事長 内田 雄三
□事務局より
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