「見方・考え方を追究する」
人はなぜ学ぶのか。私はその一つに「多様なものの見方や考え方を身に付けていくこと」があると考える。同じものを見ても人によって捉え方や感じ方は違う。一個人としても、視点を変えると違う解釈ができる。時間が流れると、前見たものが違って見えることがある。これは、単に成長したということではなく、見方・考え方が多様になり複雑になったからであろう。
夏に開催される東京大会では、ゴール型ボールゲームを学ぶ際に働かせ、身に付ける見方・考え方とは何か、スポーツとの多様なかかわり方と関連付ける実践とはいかなるものか、言い換えればゴール型ボールゲームを学ぶということは何を学ぶことなのかを追究する。4年ぶりの対面開催である。参加者の皆さんと目を合わせ、ひざを突き合わせながら体育授業実践、児童生徒の学びを語り合いたい。魂の叫びである。そして自身の見方・考え方を更新させていきたい。
研究委員長 鈴木 聡(東京学芸大学)
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□ 巻頭言
「見方・考え方を追究する」
研究委員長 鈴木 聡(東京学芸大学)
□【開催情報】第27回体育授業研究会東京大会
□事務局より
・年会費納入のお願い
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